盛岡書房
について

盛岡書房は、
インターネットでの古本販売を
主としている古書店です。

書店業務を通じて、
障害がある方々の就労支援を行っています。

本の仕分け、チェック、出品、発送から、
お客様の電話応対まですべての業務を
通所する利用スタッフが行い、
働くために必要な知識や能力を
実務の中から高めていきます。

また、アクティブラーニングによる手法を通じて、
就労に必要な実践力を身につけ、
座学や講座では得ることのできない、
〝生きる力〟の育成に力を入れています。 

就職実績

群を抜く
発達障害
の就職率

2021年から2023年までの間に、発達障害がある方の74%が就職
働きたいという意欲を持って通所していただければ、就職につなげる自信があります



盛岡書房の就職者データ

2021年から2023年までの3年間で、盛岡書房を利用している発達障害がある方の74%が一般企業へ就職しています。
就職された全ての方が入社後に定着支援のサポートを受けており、ご本人の定期面談の他、企業担当者へ特性をお伝えしながら、その人らしく長く働けることを目指しています。
その方々の職場定着率は2024年1月時点で100%となっています。

主な就職先一覧

岩手県予防医学協会/北日本銀行/東北銀行/日本年金機構/盛岡市役所/みずほ銀行/盛岡公共職業安定所/岩手県保健福祉部/盛岡市都南支所/東八幡平病院/日本郵便/太陽生命/岩手県立紫波総合高等学校/明治安田生命保険相互会社/社会福祉法人カナンの園/ツルハドラッグ/西松屋チェーン/サンファミリー盛岡典礼会館/賢治の土/岩手県医療局/いわて生活/マックスバリュ/おらほの温泉/読売センター盛南/メルク/セカンドストリート/岩手中央青果株式会社/ほっとデイーサービス青山/二葉運輸/佐藤クリーニング/喜久水庵/南貨物自動車/ユニバース/盛岡セイコー/ヤマト運輸/東日本ホテル/まきばミート/マーマ食品/グループホームほっともとみや/なのりの杜/西部産業/ヤマダ電機/JR東日本レンタリース/クリーントピアいわて/薬王堂/紫波町役場/ラウンドワン/ホテルメトロポリタン盛岡/岩手大学情報メディア科/アイデアルプラスベルオーヴ ほか多数 順不同

*掲載している企業は全障害の就職先一覧です。

就職事例

企業で 
活躍する
修了生 

事業所に通所していた方々の就職事例をご覧ください。

支援内容

土台を作
り実践を
繰り返す

盛岡書房での書店業務を通じて、就労に必要な諸種の知識やスキルを習得し、
それらのスキルは職場実習を通して実践していきます。
習得と実践を繰り返すことで、自身の強みを伸ばし、自己課題への対策方法を見出しながら
就労から職場定着までを目指していきます。

働くための
土台づくり

盛岡書房での業務を通じて、ビジネスシーンに適したソーシャルスキルの他、職場のマナーやルールなど、働くために必要な事を自然と身に付けられる構成となっています。
“習慣化”する事で、より実践的な形で就労を意識できる環境を完備しています。

職場実習を
通して実践

盛岡書房では企業実習に積極的に取り組んでいます。それは個々にあった就労感覚を養うことで、より現実的に働くことへの意識を高めるからです。
実習後は自己課題を見つけ、解決への強化プログラムを作成し、就労実現をサポートします。

支援のポイント

  • 自身の成長をデータやグラフで管理

    盛岡書房では作業を11工程にすることで、一人ひとりの特徴、技術、勤務日数に合わせて段階的に仕事を行っています。利用開始からデータベースに内容を細かく登録し、最適な作業ポジションを割り出します。成長速度には個人差があるので着実に前進できるよう、技術指導と生活指導を徹底して行います。モニタリング(一定月の個人面談)にて蓄積データをもとに自身の成長を可視化で確認していただきます。

  • コミュニケーション能力や自己解決力

    利用時の皆さんに共通していることは、“他者とどう接していいかわからない”、“何を話したらいいのかわからない”など、コミュニケーションの苦手さを感じていることです。
    盛岡書房では作業状況の確認など行った後に作業を開始します。その中で不明な点を周りと関わりながらどう解決していくかを、実践的に身に付けられるよう、”自己解決力”の向上と思考の柔軟性を養える場を提供しています。

  • 職場実習から身につく実践スキル

    企業実習で評価される16項目を、日々の業務内で重点的に強化していきます。
    特に社会に適応するために必要な能力である、“基本的社会スキル”の習得を目指し、習慣化することで就労へとつながるサポートを行っていきます。
    “個性”を活かしながら自身に合った働き方を目指すことが、今後の生活をより充実させ、“生きる力”を習得することが、自己肯定への第一歩となれるように共に歩んでいきます。